飲食店で調理を担当してる者として、自分が「おいしい」と感じるものを提供しているのですが、「おいしい」というのは、お客さまが決めるのであって、お店の側から「おいしいですよ」と先にお伝えするのは違う気がすると思ってますし、そう習いました。
なので、いろいろな場面でお店のメニューの内容をお伝えする時に、「おいしい」「うまい」といった表現を使っていません。
でもよく見かけますよね?
「おいしい」「うまい」「激ウマ」などなど….こういった言葉を全面にメニュー表やPOPに書いてあるお店。(ボクの感覚ではチェーン店などに見かけられる気がしてます。)そういうPOPを見ると、
「ああ〜、自分で「おいしい」って言っちゃダメだろう。」
って思ってしまいます。
ちょっと偏屈なところがありますが、いつもそんな気持ちです。
先日、新潟の洋菓子店「HAPPY SUGAR」の『コーヒーブッシュ』なるケーキを注文しました。
もともとケーキは好きなので、誘惑には弱いのですが(笑)、(コーヒーの味…とか言われると余計に弱いw)オーナーウチコの発信する写真やブログを見ながら注文せずにはいられなかったのです。(これまで何度誘惑に負けたことか!)
しかし、今回の『コーヒーブッシュ』はこれまでとちょっと違う気がしてた。
使用されるバタークリームに対し、オーナーウチコ自ら「本当においしい」と表現していた。
当初、この投稿を見た時前述と同じように「自分でおいしいって言っちゃダメだろう」って思ってました。「自分で作ったケーキをおいしいおいしいってオススメしちゃイカンだろう。おいしいって決めるのはお客さまだろう。」って。
しかししかしですよ!
なぜだかどうして全然嫌味がない。
そしてまんまと注文してしまった。。。(笑)。
なぜだ?
なぜ、自らおいしいって言ってるのに違和感を感じないのだろう?
(考え中……….)
うん。
やはりそうだ。
これは誰が言っているのか?が明確だから。
これまで、ウチコの発信を見てて、その人となりを各自で感じてるからこそ、「ウチコがおいしいと言ってるからおいしいんだろう」と素直に感じてしまう。実はあんまり甘いモノが得意ではないことだったり、修行時代は大変だったことだったり…
そんな発信を見てる人との関係性がおいしさを引き立てている。
そしてウチコ自身が第3者的立場で意見を発信しているのもひとつの要因だと思う。
実際、バタークリームに関しても、修行先のパティシエのスペシャリテ(このスペシャリテっていうのは、恐らくこのパティシエの考案した特別なレシピってことだと思う)で、「あまりにもおいしすぎていじれないもの」と表現している。
修行先のパティシエが考案したスペシャリテを、「おいしい」と感じて、その味を受け継ぎ、今もなお自分でも作り続け、商品にしている。
そう聞いただけでも、おいしそうだ…食べたい….と感じてしまうわけです。
ウチコのブログ↓
本当においしいバタークリームケーキ、たべたことありますか?
チェーン店のPOPに「おいしい」と書いてあって違和感を感じていたのは、この誰がオススメしてるのか?誰がおいしいって感じてるのかっていうのが明確じゃないから。そう思うのです。
商品のことに限らず、日頃感じてることだったり、好きなことだったり、キライなことだったり、パーソナルなことを発信し、それを続けてるからこそ、みんながウチコ自身に共感し、(勝手に)親近感を覚え「(自分で作った)バタークリームがおいしい」と自ら言っても違和感を感じないどころか、きっとおいしいんだろう、おいしいに違いない!と思ってしまうのです。
やぱーーり、発信が大事なんだな!
そんなことを改めて感じた今回の『コーヒーブッシュ』なのでした。
とはいえ、自分から「このちゃんぽんおいしいですよ」ってお客さまに言うのはかなりの抵抗があるので、オススメの仕方をちょっと考えてみようと思う。
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ではではまた。
つらつらと書きましたが、、
この『コーヒーブッシュ』
めっちゃウマいっす!