ボクは洋楽好きでして。
最近、特に好きなのがアメリカ・シカゴ出身の4人組ロックバンド。
OK GO
「オーケーゴー」と読みます。これがバンド名。
このバンドは、曲はもちろん素晴らしいんだけど、MV(ミュージックビデオ)の面白さで他のミュージシャンの追随を許さない。
なによりもボクが好きなのは、
見る人に楽しんでもらおう!
っていう精神に溢れてるってこと。
アメリカ人らしく、大げさで、バカげてて、バカを一生懸命にやってて、時に無表情なのもウケるし、それでいてとってもクリエイティブなところがとっても好きなのです。
といっても、実際に見てもらったほうがいいんだけど。知る人ぞ知る一世を風靡したこのMV。このMVはその年のグラミー賞(Best Short Form Music Video)を受賞。またYouTubeにてYouTubeビデオアウォーズ受賞作品となったもの。
バカでしょ?(笑)。でも真剣でしょ?もう最高です。この曲を営業前に聴くとテンション上がります。
このMVで目立つ存在になったOK GO。
その後の曲は、企業とのコラボレーションによってMVを制作し、発表していくことになります。
Google、サムスン、などなど、、世界的な企業が彼らの曲のMVのコラボレーターとして出資しています。
そして、日本の企業HONDAもOK GOとコラボレーション。その作品がこちら。
もうこれが世界中で大ヒット。テレビで見た人も多いんじゃないかな?
とってもおもしろいし、とってもクリエイティブ。
HONDAのパーソナルモビリティ「UNI-CUB β」(ユニカブ ベータ)を操り、素晴らしいミュージック・ビデオを完成させてくれました。
最高の楽曲とクリエイティブな発想を持つOK GOと、HONDAとのコラボレーション。もっというと、実はこのMVでは日本人のクリエイティブディレクターを採用し、振付も日本人、ダンサーも日本人というこだわりようで、アメリカ人の彼らに「日本の良さ」「日本人の素晴らしさ」を紹介してもらった感さえします。
どこかのインタビュー記事(どこかだかは失念)で、ボーカルでリーダーのダミアンはこう言っていたのが印象深い。
僕らは出資してくれる企業のことをクライアントとは呼ばず「コラボレーター」と呼ぶ。お互いの強みを出し合い、一緒に作品を制作することで、お互いの価値を高めていけるから。トートバッグを作って、配るといったものではない。
たぶんこんな内容だったと思う。
バックを作って配る….なんか聞いたことある話だな(笑)。
確かにこのMVによって、HONDAの評判は高まり、パーソナルモビリティ「UNI-CUB β」の引き合いも増加したとのこと。もちろん当の本人たちOK GOも益々精力的になり、この後発表されるMVでは、さらにハイレベルなものになっていて、それもまたチョーーーー話題になったのです。
ふぅ〜。
語りすぎ(笑)。ついアツくなるね。
でね、もちろんこんな話は有名人なのでドデカイ話なんだけど、誰もが発信者となれるSNS全盛の時代に、この例は活かすべきだなぁ〜って思ったのです。
先日妻が誕生日でして。
そのプレゼントとして送ったのがコレ。
うつわ と 洋菓子のセット。
これはガタニイ(新潟ね)のお菓子屋さん「HAPPY SUGAR」のもの。
ここのオーナーパティシエール・ウチコと、その友人で珈琲豆と器とお洋服の、小さなセレクトショップ、Riyonを経営してるミワコさんとのコラボ商品。
ウチコ
と、
ミワコ
ふたりとも友理T着てフライパンを持って写真を撮るという仲の良さです(笑)。
この二人がそれぞれ、お菓子やうつわの発信をして惹かれ合い、コラボとなり、二人のセンスによって魅力的な商品へとなったもの。
他の商品はこちらのサイトを見てね。なんでつくった?器とお菓子のコラボギフト
それぞれと関係が深い人たちは、もっと発信者のセンスに触れたいと思うし、両方につながりのある人は、購入せざるを得ない程、魅力的に感じるのです。
規模は小さいけれど、OK GOのそれと基本は同じ。
世の中いろんなコラボがあるけど、コラボする同士、お互いの良さを発揮して、ひとつのもの・サービスを作り上げ、結果、お互いの価値を高めていけるコラボってとっても魅力的だなぁ〜って。
ボク自身も、コラボと呼ばれるキャンペーンに参加させてもらったけど、今後のコラボのあり方についても考えさせられるよね。
と、いうことで。
今回のウチコ・ミワコのコラボ商品に触れて、OK GOの事を思い出し、強引につなげて考えてみたブログでした。
ではでは〜。