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メインとサブ。

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飲食店には、人気のメニューと不人気のメニューとがあると思います。

人気のメニューは特にオススメせずともご注文を頂くレベル。不人気のメニューは不人気なのでオススメは特にしない。一応ラインナップとして並んでるだけ。

当店、友理で言えば「ラーメン」「長崎ちゃんぽん」「ギョーザ」といったことろが人気者。

一方、お世辞にも人気とは言えないメニューもありまして、そのひとつに

焼きそば

というものがある。

焼きそばについては過去に解説しています←

九州ラーメン屋になんで「焼きそば」があるの?

ってお思いの方もいるかと思います。上の焼きそばを解説したブログにも書いてますが、材料はほぼ揃っていて、長崎でちゃんぽんを扱うお店では一般的。

ただ、麺はちゃんぽんの麺。もちもちとしたやわらかい太麺を使用する。そして仕上げのソースは、酸味のあるウスターソース。インスタントの物や、お祭りの屋台などで売ってる「甘い」焼きそばと違い、酸味のあるウスターソースを使ってるので、もしかしたらお子さんは苦手かもしれない。勢いよくすするとムセますもんね(笑)。ゲホゲホッ..

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しかし、これを好む人もいる。

少ないながらもご注文を頂いて、この不人気のメニューが続いているのは、このような方々のおかげでだろうと思う。

ボクもたまに食べたくなりますしね(笑)。

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もしこの焼きそばを…例えば…

もちもちとした太麺のちゃんぽんの麺を使い、酸味の効いたウスターソースで仕上げた  ” 大人の味 ” の焼きそばです。

なんてキャッチコピーでオススメしたらどうだろうか?

・ちゃんぽんの麺というレア感

・酸味のあるソース

・ターゲットは大人

この3つのキーワードが、もしかしたらご注文を呼び起こすかもしれない。(むしろやればいいのに….って言って下さる方もいます。)

しかし、メインにはなり得ないだろうと推測します。

ちょっと昔の話…..

食品メーカーサラリーマン時代、とあるクライアントさんがフードコートでピザの販売をすることになり、そのピザの材料を一手に担当していたボクは、メニューの提案も同時にしていた。当時は、現在のイタリアンのお店や宅配ピザのメニュー名の様にシャレたネーミングではなく、「ミックスピザ」「シーフードピザ」といった、とってもわかりやすいネーミングが一般的だった頃。

第3のピザの提案をすべく、いろんなお店に出向き、または雑誌を読み漁り、当時流行り始めた「バジルソース」や、辛みの効いた「メキシカン」、子供の好きな「ポテトマヨコーン」など….数十種類のメニューの提案をした。当時の担当の方と馬が合い、ことごとく採用してもらい、販売に至りました。

POPを作り、キャッチコピーも考え、大々的に売り出しスタート。

スタッフ一同、裏方のボクも含め意気揚々と臨んだのでした。

が、

販売スタート時はグンっと販売数は上がるものの、後は一気に鳴かず飛ばず。。。その後、どんなメニューでも同じようなもの。そんな一喜一憂の第3のピザをよそに「ミックスピザ」の安定したご注文数には驚いたものです。

やっぱりどんな新しいメニューを出しても、メインの「ミックスピザ」には敵わないことを悟りました。

フードコートの隣のお店で出していたソフトクリーム屋さんでも同じようなことを言っていたのも印象深かった。「バニラ」「チョコ」「ミックス」と揃えているが、なんだかんだ言って1番売れるのは「バニラ」だということ。

メインのメニューとサブのメニューには、一定のバランスがあるということ。

そして、メインとサブのバランスは厨房内でも効率化をもたらす。

友理の焼きそばに話を戻すと、焼きそばというのは案外手間がかかり、調理の時間もかかる。(友理での場合です)ただでさえメインであるちゃんぽんや皿うどんをご注文のお客さまへも、ピーク時には15分−20分とお待たせしてる状況において、焼きそばのご注文が増えるというのは恐らく混乱を起こし、お客さまに今以上のご迷惑をおかけすることになるだろう。

調理の効率化という観点においても、メインとサブのバランスはとても重要。サブはサブなりのご注文を頂いて、メインのご注文に集中させる。

とどのつまり何をい言いたいのかというと、焼きそばのご注文が増えると、まささんアップアップってことを言いたいだけです(笑)。

先日、なぜか焼きそばのお持ち帰り大量注文を頂き、ものすごく時間がかかったし、ご来店のお客さまをとてもお待たせした時に感じたことを、ものすごく遠回りに書いたブログです。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

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↑ 焼きそば大盛2つは、焼きめし大盛2つよりも時間がかかる。

しかし、なんらかの要因で、焼きそばがメインとなるようなことがあれば、人員を増やすなり、厨房を改築するなり、業態を変更するなり、それなりの対応ができるような柔軟さも、商売をする上で必要があるとも、感じている今日このごろなのです。

ではでまた。

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