木更津の九州ラーメン屋さん。
九州ラーメン友理のまささんです。
突然ですが、
ギョーザの焼き方(あ、友理でのね♡)
1.熱した鉄板に薄く油を引き、ギョーザを並べる。
2.ギョーザが半分くらい浸かるくらいお湯を入れて、一気に蒸し焼き(ジュワーッ!)
3.餡に火が通った頃、残ったお湯を捨てる。
4.油をかけて、皮に焼き色が付くまで焼く。ンぶり
5.皮の焼き色をチェックして、いい焼き具合なら上げる。
まぁ、ざっとこんな感じです。
(ご家庭でも基本変わらないと思います。ご参考になれば幸いです。)
ちょっと前まで、この一連の作業をいわゆる「勘」でやってたんです。
「勘」ってとっても大事。
でも、「勘」って本人にしかわからない。
忙しくバタバタしてると「勘」も鈍ります。鈍るとミスも多くなる。
そう、ギョーザを焼いてるのを忘れてしまうことも。。。。
真っ黒こげのギョーザを何度焼いてしまったことか。
そんなミスの防止の為に、タイマーを導入したんです。
タイマーを設置すれば、担当者がいなくても近くに居たスタッフが上げることができるし、なによりミスが格段に減りました。誰が上げても同じように上げられるので、効率もよく、導入してよかったと思います。
でもね。
「勘」の世界だった皮の状態、火の通り具合、色の状態……などなど…
忘れちゃうんですよね。
本来、タイマーは単なる「目安」であって、タイマーが鳴っても、焼き色だったり、皮の色だったり、状態を見て上げるべきなんです。
でも、忘れちゃう。
そして、いつの間にかタイマーが無いとギョーザが上げられなくなってしまう。
怖〜〜〜〜(苦笑)(^O^;)
このことを無意識に毎日過ごしてると。
タイマーが無いとキッカケが掴めない。
タイマーが無いとタイミングがわからない。
タイマーが無いと仕事始められない。
そんな「タイマー人間」になってしまうんですよ〜〜
これって「言われないと動かない」という、仕事のできない人間を作ってしまうかもしれない。
言えばできるけど、言われるまでやらない。
頼めばやってくれるけど、頼まないとやってくれない。
呼べば来るけど、呼ばないと来ない。
やればできるけど、やらない。やろうとしない。
気がついたけど、言われなかったから、やらなかった。
あのお客さま、お水が欲しそうだけど、呼ばれないから、まぁいいか。
あのテーブル空いたお皿がたくさんあるけど、店長から言われないから後でいいや。
奥のお客さま、手を上げてるけど、目が合わないから放っておこう。
・・・・
・・
・
もう一度。
怖〜〜〜〜〜〜(^O^;)
こんなんなっちゃヤバいですよね。
ギョーザはロスが無くなって、お店としてはいいこと。
しかし、もっと大事な事を見逃してしまいそうな気がしてならない。
そうならない様に、充分に気をつけよう。
鳥型タイマーを見ながら思った事はそんな事です。
ではでは。