木更津の九州ラーメン屋さん。
九州ラーメン友理のまささんです。
例えば。
「東京駅丸の内北口に13:00に集合」
という場合。
東京駅に13:00に到着する電車には乗らないと思います。
大抵の日本人は集合時間の前に到着する電車に乗るんじゃないかと思うんです。
ボクの場合だったら、そもそも「丸の内北口」がわからないからオノボリさん丸出しでキョロキョロして探す時間が必要だし、内房線君津駅の北口とは違うくらいは想像できるけど、北口って言ったって改札付近なのか?(そもそも改札がひとつなのかもワカラナイけど)何かの目印の前なのかも不安でたまらない。
だから最低でも30分は早く到着する電車には乗りたいものです。
もし、人に勧める時も同様だと思います。
でも、中には丸の内北口の場所が把握できてて、電車のどの車両に乗ればエスカレーターの近くに降りる事ができて、その後も近道を知ってて….
だから東京駅に、12:55くらい到着の電車で充分間に合う。
って人もいるでしょう。
結果は同じ。
13:00に間に合う様に集合できた。
教科書通りの指導では、前者ですよね?
電車が時間通りに到着するとは限らない。人身事故、信号トラブル…よくあるでしょ?だったら、そんな事を加味して早く行くべき。
よく先生から言われる話です。
さてさて。
実は、スタッフの指導に当たりこの集合時間の例で説明しようと思ってるんですよ。
ボクの調理のサポートをしてくれるスタッフが数人いるんですけど、それぞれ様々。
ボクが効率よくご注文の順番に調理出来るように、どんぶりや皿の準備・食材の補充・鍋の洗い・ごはんを炊く・出来た料理を運ぶ・電話の応対・などなど書ききれない程の作業をしながら、せわしなく動いてくれてます。
時にはボクからの指示が出たりします。
「今作ってるちゃんぽんの後に、焼きめし2つやって、その後、焼きそば。焼きそばやりながら横でホルモン焼いて、焼きそば終わったら、ちゃんぽん3つ。隣で皿うどんを太・太・細ね。」
こんな感じです。
次の次の次の次くらいまで指示します。
(ご注文覚えるのは得意です)
サポートのスタッフは、指示を受けてどんぶりを並べて、麺を用意したり…様々な準備を開始します。もちろん、鍋洗ったりしながらですよ。
ここの「準備」に関して、2パターンあるんです。
・指示を受けて、すぐに全て準備できるタイプ。
・指示を受けて、理解はするもののすぐに準備はせず、毎回毎回、調理を始める直前に準備を終えるタイプ。
スムーズに行けば結果は同じです。
どちらも調理には間に合ってるんですから。
すぐに準備できるタイプは、集合時間の例でいけば早めに行くタイプ。
準備が終わって、他の仕事はないかと待ち構える余裕さえあります。
直前に終わらすタイプは、集合時間の例でいけば要領はいいけどギリギリに到着するタイプ。
「間に合えばいいんでしょ?」とか、
「ほら、間に合ったでしょ!」とか
よく言います。
もし準備をお願いする立場だったらどっちが安心できるでしょうか?
やっぱりこの場合も、前者。
すぐやって早めに準備を終わらせる。
これに越したことがない。ハズです。
電車の突然のトラブルの様に、急な変更や、追加のご注文、などなど変化があるのが飲食店の常。ギリギリに間に合う様に準備をしてるのでは、この急な変更に対応できないのです。
案の定、準備が間に合わない事がしばしば。
間に合わない事が続くとね、ほら、イライラするでしょ♡
すぐに準備が出来ないスタッフに、どうにかすぐに準備をするようになってもらいたい。
もちろん本人の気持ち次第なところがありますが、どうにか納得してもらって、仕事に取り組んでもらいたい。
そんなスタッフに理解してもらおうと考えた「集合時間の例」。
理解してもらえるといいなぁ。
って事で、今日のブログはおしまい。
ぼちぼち指導していきます。
では、また。