木更津の九州ラーメン屋さん。
九州ラーメン友理のまささんです。
味付け玉子のPOP作ってたら、ブログ書くの遅くなりました。
で、結局出来上がってないという….
POPの出来上がりはまた今度。
さて、今日は嬉しかった事をひとつ書きます。
いくつかあるんだけど、今日はひとつ。
むか〜しからのご常連さんのお母さん。まぁ端から見ればおばあちゃんだな。が娘さんご家族と食べに来てくれたんです。いつも来てくれると、両手を広げて「わ〜い。来たよ〜」ってボクに向かって手を振ってくれるんです。
もうそれだけで嬉しんだけど、今日は帰るときに
「あんたの顔を見に来たんよ」って。
わざわざ厨房に近付いて言いに来てくれた。ボクはその場ではちょっと恥ずかったんだけど、じわじわと嬉しい思いが込み上げてきて、ちょっとウルっと….
そのお母さんはいつも決まってちゃんぽん。
でも、食が細くなって全部食べられないんだって言ってたな。
昔は旦那さんと2人で来てくれてたんだけど、最近は娘さんと一緒でしか来れないみたいで、昔よりいらっしゃる回数が減ってしまった。(ここらへんの事情は中々聞きづらい….)
今日来てくれたのも確か半年ぶり。いや、もっとかな?とにかく久しぶりだったのでなおさら嬉しかった。
ラーメンが食べたい、ちゃんぽんが食べたい…じゃなくて(もちろん、食べたいのが最優先だろうけど)ボクに会いに来てくれたって言ってくれるところが嬉しいじゃないですか。
ボクは別に特別な事をしてるワケでではない。肩を揉んであげたり、背中を擦ってあげてるワケでではない(笑)。
ただ元気に、ただ笑顔でお迎えしてるだけ。
そう、他のお客さまと同じ。
ただそれだけなのに、何か特別な感情を抱いてくれてる。
お客さまの方からボク達従業員に対して、親近感を持ってくれたり、好意的な感情を持って頂けるなんてとっても理想的。それだけで商品以上の付加価値になりますよね。(付加価値なんて下世話な言葉も使いたくない気分ではあるけど)
あの人に会いたいから行こう。
同じような商品、同じようなお店、同じような価格…….で、モノが溢れてる現在、お客さまに選んで頂けるお店、商品になる為にひとつのヒントになるエピソードだなぁって思います。
こんな風に思ってくれるお客さまが多いお店は確実に生き残れる。ホントそう思う。好かれるテクニックとかいろいろあるんだろうけど、そんなの無理して身に付ける必要はない。無理が見え隠れするとわかってしまうもの。「素の自分」をさらけ出して、好意的に思ってもらうのが1番無理がなくていいに決まってる。
「あんたの顔を見に来たんよ」って嬉しそうに言ってくれたお母さん。ボクの方こそ、また元気なお顔を見ることができてとっても元気もらいました。
また元気な笑顔で食べに来て欲しい。
明日も先日あった嬉しい事書きます。
今日は約1,100字。
ではまた〜。