厨房は戦いである。
イキナリーーーーーーー!(笑)
1分1秒でも早く作ってお出ししたいんですよ。
なので、こう見えていろいろ工夫してるんです。
とは言え、1品1品の調理の時間は、どんなにがんばってもあんまり差はでないんです。
ならば、どうすれば早くお出しする事ができるのか?
ボクが日頃、早くお出しする為にいつも考えている事を忘備録的に書いてみます。
1.日頃から早く作れるように気をつけて、実践で取り組む。
→暇な時でも、早く作れるように考えて調理してます。
2.お客さまの顔を覚え、注文も覚えてしまう。
→ご注文がいつも決まってる「鉄板」な方は顔を見た瞬間に準備しちゃいます。
3.調理の終わりと次の調理の始まりとの時間を短縮する。
→盛りつけ終わったら、振向きざまにすぐ次の調理スタート!
4.スタッフとの意思の疎通を図る。
→素早く臨機応変な材料の準備には、日頃の意思疎通が大切。
だいたいこんなところです。
気がつきましたか?共通点。
以上の事に共通する事。それは…..
「 事 前 準 備 ♡」
・日頃から心構えしておく。
・記憶を整理して結びつけておく。
・次の作業への用意。
・急な変化への対応の用意。
・心の準備
これすべて事前準備。
事前準備をしっかりする事で、いい仕事ができていい結果に結びつく。
(これ大事)
この事前準備と聞くと思い出すのはイチローのレーザービーム。(はい、やっときたね。)
イチローのレーザービームって、一見華やかな肩の強さを強調されがちだけど、実は緻密な「事前準備」の賜物。集大成だと思うのです。
こう見えて野球小僧だったのでわかります。
結果から順番を逆に追って書いてみると….
1.レーザービームするには…..
→日頃から素早く正確な送球の訓練も必要。
2.素早く正確な送球するには….
→キャッチの時に送球体制に入っていなければならない。
3.キャッチの時に送球体制に入るには…..
→打球にいち早く到達していなければならない。
4.打球に素早く到達するには….
→バッターが打つ前に予想して動いておかないといけない。
5.バッターが打つ前に動くには….
→ピッチャーが投げる前に予想しておかないといけない。
6.ピッチャーが投げる前に予想するには…..
→内野手からのサインを受け取っておかないといけない。
7.内野手からのサインを受け取るには….
→試合に集中してサインを見逃さない。またバッターのデータも頭にいれておく。さらに受け取りながら、足や手、肩をほぐしておかないといけない。
ふぅ〜(汗)
文章で書くと難しいね。
とにかく伝わりましたでしょうか?
見ての通り事前準備の積み重ね。
レーザービームは事前準備の積み重ねなんですよね。
そういえば、よく考えるとイチロー選手には「ダイビングキャッチ」って少ないですよね。
だってダイビングしなくても追いついてるんですもん。これも事前準備がいいから。
と考えると、ボクが毎日やってる調理の仕事はイチローのレーザービームと同じ。
そうほぼ同じですよね!ね!
イチロー並のクオリティ
はい、言ったもん勝ちです。(笑)
でもあなたもやってるはずです。事前準備。
事前準備をしっかりやって、いい仕事ができて、いい結果に結びついた時。
あなたもイチローと同じです。
あなたの中の「イチロー並のクオリティ」を見つけてテンション上げるのもいいかもですね。
って強引だね。締めが。
もちろん、いい結果が生まれるのは周りのスタッフのサポートがあればこそ。これを忘れてはなりません。
ではでは。