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高菜が売れすぎちゃって気がついたこと。

木更津の九州ラーメン屋さん。

九州ラーメン友理のまささん(@masa_9ramenyuri)です。

やはりコレは、SNSでの発信とPOPの成果だと思うのです。

はい、何のことかと言いますと「高菜」のこと。

高菜が売れまくっておりまする。殿ッ!

ホントこんなテンションになるくらい売れてます。

どれくらい売れてるのかというと….

倍。

去年の同時期の倍です。

もうビックリ。

もちろん、去年だってSNSでの発信もしてたし、店内にPOPだって貼ってた。

では、なんでこんなに売れてるのか?

ボクが思ってることをを書いてみます。

1.手書きのPOPと適所への配置

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これまでのパソコンでの作成に加えて、手書きの部分を加えてみた。

更に

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完全に手書きのPOPをレジ脇に配置。

お会計の際に、このPOPを指差しながら「高菜ひとつちょうだい」ってご注文される姿も多く見られるようになりました。

どちらもたいしたことない手書きのPOPですが、確実に以前までのパソコンで作ったのキレイなPOPとは効果が違います。

手書きの文字への反応の良さと適所への配置の重要性を気付かされました。

2.SNSでの発信の仕方の違い

以前は高菜をラーメンのトッピングとしてご紹介したり、またはビールやお酒のおつまみとしていかがでしょうか?って、如何にもあたりまえな感じにご紹介してました。

だけど最近意識してるのは

「高菜を通して自ら体験してもらう。」ってこと。

体験してくれたら、楽しい。楽しいから笑顔になる。

笑顔になるのはおいしいからだけではないってことに気がついて、ちょっと意識的に発信をしてみました。

そこで考えたのは「ストーリー」

自分でやってみたい。

やってみたらおいしかった。

誰かに伝えたい。

みんなでおいしいを共感する。

嬉しくて、楽しくて、笑顔になる。

このストーリー。

このストーリーを意識してから高菜の提案の仕方を「これやってみたい!」って思ってもらえる様に発信してみました。

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高菜のおにぎりでボクは育ちました。

メニューにはない「高菜のおにぎり」を提案。

実際、ボクも高校時代この高菜のおにぎりを持って部活動に行ってたので、そんな経験とごはんに合うのを超えて、おにぎりにも合うってことを提案しました。メニューにはないのにやるが大きな決断。

2度に渡る「やってみたブログ」

納豆と友理特製 高菜を混ぜて食べてみた!

これは当然やってみたよね? 友理の高菜で T T K G やってみた。

2度に渡って高菜を使ったアレンジメニューの提案をしました。どちらもものすごく簡単なアレンジ。でもどっちも、ビックリするくらい反響がありました。

特にTTKGの方は、購入してくれた方がFacebookにたくさんの写真をアップしてくれて、更に相乗効果を得ました。

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朝派と夜派といるみたいです。(photo by 石井 博)

ブログを見て、簡単そうだし、おいしそう!やってみたい!って思った方々が続々と購入しに来てくれて、実際ご家庭でやってみる。そしてわざわざ写真を撮って、Facebookに投稿してくれる。

そんな体験に対して、共感が共感を呼び、たくさんのSNSの友達がご来店下さいました。

体験を共感してくれた

おにぎりにしろTTKGにしろ、高菜を高菜として提案したのではなく、ご家庭でのアレンジ料理のお手伝いの1品として提案してみたんです。

その提案を、皆さんが競う様にやってくれました。このやってみてくれた体験が実際見ることができるのがSNSのいいところとも言えますよね。

そんな体験を提案することは手書きのPOPにも生かされてます。

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コレを見て「高菜のおにぎりひとつ」って注文したお客さまがたくさんいるらしいです。もちろんメニューにはないですよ。

以上。

たくさん高菜が売れた理由をボクなりに考えてみました。

字は汚いけど思い切って書いてみたこと。
ちょっと視点を変えて発信してみたこと。

この2つに気がついたのが大きな成果だったと思える2015年秋。

でも「体験を売る」って視点では、まだまだ入り口。まだまだ浅い。

これからもっと勉強して深めていきたいなぁって思う。

ではではまた。