久しぶりにヤケドしたっす。
いや、ヤケドは日常茶飯事なんですけどね。
ココ。(ちょっと勘違いされそうな場所ww)
この手首から腕にかけての間に、線上のヤケドをしてしまいました。久しぶりに。
この場所にこのヤケドをする度に思い出すこと。それを書いておこうと思うのであります。
もう何年も前だと思う。
家を建てようと計画し、お休みの度に近隣の住宅展示場に足を運んでいた頃の話。確か夏のアツい日だったと思う。とあるメーカーのモデルハウスに入って、各所の説明を聞いていた時、そのメーカーの営業マンらしき男性がボクに言った。
「旦那さん、コックさんとか料理人さんですか?」
「いやいや料理人ってほどじゃないけど、調理をする者です」
もちろん、初めてお会いした方。なのに、ボクを見るなり職業を当ててしまった。
でも、なんで?
夏だったので半袖のTシャツ。
あ、このTシャツは置いといて(笑)。
ボクの腕を見た営業マンは内側に線上に並んだヤケドの跡を発見。
でもそれだけでは、料理する人だとはわからないですよね。
たまたまその営業マン、学生時代にレストランでアルバイトしてたらしく、そのお店でも同じヤケドをしてた方がいたということなのです。
この場所のヤケド=料理人、という知識はたまたまだけど、お客さんであるボクの腕を見て「料理人ですか?」って話しかける観察力には感心したのです。
そこから「なんでわかるんですか?」っていう会話がスタートして、初めて会ったお客さんであるボクとその営業マンとの距離が縮まってしまった。
料理人だということがわかると、料理人の家での過ごし方、リラックスの仕方などなど、ボクの側に立って提案してくれるワケです。これって、1歩も2歩も懐に入って来ちゃってますよね。
今考えても感心しちゃうわ。
あ、でも、その家自体がめっちゃ高額wwだったので、そのメーカーにはしなかったんですけどね(笑)←コラ
お客さまの事をよく見ること、観察することで、お客さまの状態や欲しいもの、して欲しいことを予想することができる。そうすることでお客さまとの距離を縮めることができる。
それ以来、お客さまのことをよく見よう。観察しよう。とココロに誓ったのでした。
うん、確かそうだったな(笑)。
しかし、あの場所にヤケドするのは未熟な証拠。
もうちょっと落ち着いて調理しないといかんね。
ひとつのヤケドから、
・観察することの大切さ。
・最近の慌て気味の調理。
こんなことを考えたのでした。
ではではまた。