高菜をー
切ってーー
切って切って切りまくってーーーー
水洗いして、塩抜きして、絞ってーーーー
計量して、小分けしてーーー
油炒めして、味付けしてーーーーーーーーー
出来上がり♡。
こうした行程を経て、皆さんのご注文を待つ状態になる友理の高菜。
その仕込みの量ときたら昨年の同月対比でほぼ3倍です。思い起こせば……..って、昨年の仕込みのペースってどんな感じだったかも思い出せないくらい、現在の仕込みのペースは現状では時間ギリギリです。
友理で高菜を作って、メニューに加えて売るようになってからもう何年だろう?
前から言ってる様に、高校の部活の時のおにぎりに入ってたし、中学の時もあった記憶があるので、軽く30年以上は売ってることになります。恐らくもっとだろうな。
人気でしたよ。トッピング。お持ち帰りも対応してましたし。でも、毎日毎日仕込むほどではなかった。そうなんです「知る人ぞ知る」存在。
そんな知る人ぞ知る存在だった高菜が爆発したのは恐らくSNSのおかげだろう。
Facebookページでの日々の発信、ボク個人の仕込み途中を切り取った写真の発信、Twitterやインスタへの発信。そしてお客さまの投稿、更に秘密の高菜祭り…..
これらのSNS活動で認知度が高まり、ご注文が多くなった気がします。
そうそうあの短パン社長のブログに「高菜ならバーチーのまささんに」って紹介された時はちょっとだけちびったもんね(笑)。
その時のブログはこちら→ボクたちの消費は関係性だけで事足りてしまうかもしれない。
しかし、数字を追ってみると、全てがSNSさまさまってワケではない。SNSで繋がりのある友達がご来店されて高菜を買って頂いた量を差し引いても、増加分の半分の量にも満たない。以前からご来店されてるご年配のお客さまや、SNSをやられていない(たぶん)お客さまのご注文が基本的に増えているようなのです。あとはご新規さんもか。
宣伝・広告を一切しない友理。
高菜が売れてるって状況は、お店に来るか、SNSでしかわからない。ということは、お店に来た人やSNSで見た人からの「口コミ」で少しずつ少しずつ増えてきている。そう思えてならない。
あ、少しはPOPの効果もあるかな?
とにかく、
もともと細々とあった物が、SNSで関係を築くことで広まり、SNSに無関係な人たちまでに伝わった事例。
最近、そんな事を感じます。
「とりあえず、生ビールと高菜」
こんなご注文される方も増えましたもんね。
そんな人気者になった高菜ちゃん。
どうしても欲しいということで、開店前に買いにいらっしゃるお客さまも時々いらっしゃいます。
先日もひとり白髪のおじいちゃんがご来店されました。朝の10:30ごろ。
いつも夕方のいわゆるヒマな時間にいらっしゃる方なのに。
ボク「あ、お店11:30からですよ」
するとおじいちゃん
ーー「あのさ、おみやげに持って行きたいんだけど、あれ買えるかな?」
ボク「あれって?」
ーー「ホラ、あの小松菜の漬物」
・
・
・
小松菜の漬物ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(笑)。
ボク「あ、高菜ですね?」
ーー「そ、それ」
ボク「はい、もう用意できてますよ。どうぞどうぞ」
ーー「ほんと!助かった。」
おじいちゃんは笑顔で帰って行きました。
…….
うん。
うん。いいの。
小松菜の漬物でもいいの。伝わればいいの。
わざわざ午前中から買いに来てくれたこと、おみやげに高菜を(あ、小松菜の漬物かww)を持って行ってやろうって思ってくれたこと。
それだけでも十分嬉しいことです。
でもやっぱり、
小松菜の漬物じゃないよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
高菜だよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
まだまだ名前の認知度は低いかもしれない(笑)。
引き続き、頑張ります。
ではでは~