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嬉しいシチュエーション001

風邪など引いてませんか?
毎度どうも!友理のまささん(masa_9ramenyuri)です。
実はウチのボスが風邪を引きました(笑)
笑ってる場合じゃないけど、皆さんくれぐれもお気をつけて。

あ、ちなみに風邪の予防や引いてしまった時には「ギョーザ」が効くんですって。
そんなタイムリーな記事はこちら↓

嬉しいシチュエーション

さて、お店をやってるとお客さまが来てくれることだけでも嬉しいんだけど、もっと嬉しい事があります。
それは。。。。

初めてのお客さまを連れて来てくれる事。

ちょうど昨日もそんなシチュエーションがありました。

夜の7時に9名様のご来店。
内4人が小さなお子さん。
どうやら2家族でやってきたようでした。
よく見ると、一方の家族は見覚えのあるご夫婦。
ボクの記憶が正しければ2ヶ月に1回程度ご家族でいらっしゃるご家族だ。

そしてもう一方のご夫婦は…..初めてのご来店の方が行う典型的な行為をされてました。

その典型的な行為とは?

「店内の目線から上を中心に隈なくキョロキョロする」

コレ。
皆さんもしてません?
初めてのお店で。
大体目線より上にメニューPOPなどが設置されてるので、どうしても上を向いてしまいますが、初めてのお客さまは見ればすぐわかります。
(あれ?コレボクだけかな?お店やってる人はわかりますよね?)

連れて来てくれたんだ!

すぐに察しがつきます。

席に座ってからも、ご常連のご家族の奥さんが初めてのご家族に説明をしてるようだった。

ボクは調理しながら、そういう状況を見逃さない(笑)
特に手の動きや顔の表情、そして口の動き。

メニューを片手に説明する奥さんの口元を見ていると、手の動きと共に明らかにこう動いたのが見えた。

「ここのちゃんぽんは違うよ」

ヨッシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

でしょ?
もう完全にオススメしてくれてますよね。
こういうのは最高に嬉しい。そう思いません?

だってね、お店の人間が言うなら押し付けに聞こえるけど、自分(←この場合は初めてのご家族ね)に近い方がオススメしてくれるです。お店の人間の数倍信憑性が増すってもんです。

こうなったらオススメしてくれた奥さんの為にも、頑張って作っちゃいます。

寒い日はちゃんぽんのご注文多いんです。

寒い日はちゃんぽんのご注文多いんです。

ちゃんぽんを3つテーブルにお運びした。
奥さんと旦那さん。そして初めて食べる旦那さんは目を見開く(笑)

ひと口食べる。そしてお互い顔を合わせる。

「ね?ね?でしょ?」

と、奥さん。
すると大きくうなずく初めて旦那さん。
そのうなずきを見て、安堵の笑みを浮かべる奥さんとその旦那さん。

これは最高のシチュエーションだ!

もちろんね、ちゃんぽんをおいしそうに召し上がってくれた事も嬉しいんだけど、寒い夜にわざわざ連れて来てくれた奥さんとその旦那さんに華を持たす事ができた。
この事が何よりも嬉しく思う。

時期的に初めてのご家族は木更津界隈にお住まいの方ではないかもしれない。でもこういう好印象を得てくれると、いつかまた木更津にいらっしゃる時にはまたご来店してくれるかもしれない。
そして

木更津に行くと言えば=友理にちゃんぽん食べに行く

こういう図式が刷り込まれるかもしれない。

また、連れてきてくれたご家族もまたこのご家族を連れて来てくれるかもしれないし、また新しい方を連れて来てくれるかもしれない。

お客さまを観察する事の重要性

ずらずらと状況を書きましたが、これはボクがお客さまを観察して想像して書いています。
たぶん大きな間違いはないと思うけど。

ただ頂いたご注文を作って、お出しして、召し上がって頂くだけでは「コンビニ弁当」と変わらない。
わざわざ足を運んでくれたお客さまを観察して、そのお客さまなりのシチュエーションを捉える事がとっても重要だと思うんです。

ただ残念なことに、なかなか厨房から出られなくて、お客さまに直接感謝のひと言をかけられないのがとても悔しい。
だからボクはなるべく大きな声で

「ありがとうございまーす!」って言います。

ちなみに「嬉しいシチュエーション」はまだまだあるのでタイトルに「001」を付けました。
では。また。