自然災害というのは、直接的にも間接的にも様々な被害をもたらすというのをヒシヒシと感じています。
8月中旬以降、相次いだ台風は久しぶりに脅威を感じたものの、ボクの周りでは幸いにも直接的な被害は見当たらなかった。
しかし、ここへ来て間接的に猛威を奮っている。
それが、
野菜価格の高騰
特に北海道に立て続けに上陸した台風の影響で、相当な出荷数量の減少が見られるようだ。
関連記事:相次いだ台風の影響で野菜高騰
特に玉ねぎ。
淡路島、佐賀、北海道北見、、、、年間を通して産地を変えて安定的に入手することができたいわば「価格の優等生」の玉ねぎが今年はヤバい。
玉ねぎと言えば、友理のちゃんぽん、皿うどん、更には焼きめし、チキンライス…..などなどに無くてはならない野菜。玉ねぎがあるとないとでは全く違うものになってしまう。
これには困った。
野菜が高騰したらどうなる?
それはもちろん、利益を圧迫します(切実)
野菜の仕入れ価格が上がったからと言って、メニュー価格も比例して上げる。。。。。というようなオシャレな対応ができる訳でもないですもんね。
しかしながら、こんな現象もある。
「野菜の高騰が続いているので、なかなかいろんな野菜に手が出ない。」
「では、せめて外食する時くらいお野菜を食べよう。」
これは真理かもしれない。
外食する際に、意識的になのか無意識的なのか?お野菜がたくさん採れるお食事を優先する傾向があるようです。その影響を受けてか、友理でもお野菜たっぷりの「ちゃんぽん」のご注文が多くなっているのは確かなのです。
ちゃんぽんといえば、友理ではお野菜が富士山の様に盛り付けられています。このちゃんぽんをご存知の人は、「野菜不足⇒ちゃんぽんを食べる」という法則が成り立っているかもしれません。
↑ これは大盛。
価格が高騰してるからといって、変えることができないレシピ。
先程も言ったけど、玉ねぎは特に重要。玉ねぎ無くてはあの甘味のあるスープを作り出すことができません。使う量も変えられない。
こういうときだからこそ、しっかりと作りたい。
野菜が高騰してる時だからこそ、ひとつひとつのちゃんぽんを丁寧に仕上げていきたいなぁ〜って思う。もちろん、ロスを極力しないようにするなど、すぐできる対策はもちろんする。
野菜が食べたいから友理に行ってちゃんぽんを食べる。
そう思って来て下さるお客さまのためにも、いつもと変わらないちゃんぽんを丁寧に作りたい。
お野菜の価格が高騰する時はこう強く思うのです。
そういえば、最近お持ち帰りの皿うどん大皿のご注文が多いのも、このお野菜高騰が原因のひとつかもしれませんね〜。
↑ 皿うどんもお野菜たっぷりだもんね。
ではでは〜。