クセ - 癖 –
クセというのは誰しも持っているかと思います。
ボクの場合は、
1.緊張するとアクビが出る。
2.許容範囲を超える辛いものを食べるとしゃっくりが出る。(BLAKESのビーフカレーはひと口目で出ました。)→先日の記事参照
3.夜、リビングのソファーに座りながら歯を磨くと、いつの間にか寝てしまう。(朝、床に歯ブラシが落ちてるww)
4.意気揚々と読み始めた本が、24ページで止まる(笑)。→先日の記事参照
などなど….まだまだあるだろうけど、案外思いつかないもんですね。
さて、今日取り上げるクセは仕事上のこと。
いや、クセっていうのかな?現象っていうのかも?とにかくいつも決まって発生するので「クセ」って言葉にしてしまいました。
ボクは調理に携わる者なので、いろいろな調理器具を扱いますが(って、鍋とお玉と菜箸くらいかww…)特にメインで使うのは「中華鍋」です。
その中華鍋についてのクセを書きますね。
この中華鍋は、棒状の持ち手がついてるので、中華鍋の中でも「北京鍋」と呼ばれる種類。
この中華鍋で、ちゃんぽん、皿うどん、焼きめし、チキンライス、etc……..いわゆるラーメン以外のお料理を作っています。
この中華鍋を日頃使っていると、とある変化に気が付きます。
ボクは友理以外で調理の修行をしたことがないですし、他のお店の方に教わった経験もない。なので、こういった現象が頻繁に発生することなのか?それとも、珍しいことなのか?全く知らない。
ということで、もしかしたら誰かが知ってるかもしれないってことで、このブログを書きます。
まずはこの写真。
この鍋は、今使ってる中で1番新しいもの。
少しその現象が出てきているのだけれど、わかりますでしょうか?
わかりづらいかな?
では、この鍋より少し使い込んだ鍋を見てみます。
わかりました?
時計でいうと、1時と2時の中間くらい。ややシワらしき歪みがあるでしょ?
ちょっと寄ってみます。
↑ ね、線が入ってます。
これが段々と深くなって行くのです。
この鍋よりひとつ先輩の鍋はどうなってるのだろう?
ってことで、次はこちら。
ドン!
↑ もう完全に谷ができています。しかも2本も。
これくらいになると、鍋の裏に出っ張りが出てきて鍋を振るのに、とても邪魔なのです。
更に、この鍋より古い鍋はこちら。
↑ こちらは1本の谷だけど、もうかなり深い。コンコンと叩くと他の鍋と違う音がする。
シワの出来具合は、お鍋によって違うのも気になるのです。
そして、1番の重鎮。
約1年使用してる中華鍋さん。
↑ 変形してます。
鍋を振る系のお料理はやりにくく、なるべく使用を避けたいお鍋。ボクは古いお鍋を、いろいろとダメージが強いであろう高菜を炒める専用に使います。
先日、その1番重鎮のお鍋に穴が空きました。
作りながら裏に油が抜けていって、鍋の底に火が着いちゃう。
深い溝ができるまでは使えるけど、穴が空いてしまってはもはや使えません。
お鍋の引退です。
ちなみにこちらは新人のお鍋。
↑ 歪みのないキレイなお鍋です。まだ世間の荒波に揉まれていません(笑)。
このように、1時〜2時の間の方向。あの位置に決まって「シワ」ができて、それが深くなっていき、しまいには穴ができてしまう。
これが、ちょっと気になるクセ(現象)です。
さっきも書いたけど、他の人のことを全然知らないので、どういう意味を表すのかがわからないんです。
ボクは右利きなので、お鍋を持つ手は「左手」(右手はお玉や菜箸)左手でお鍋を持って鍋を振るワケですが、この振り方に問題があるのでしょう。
あの位置に歪みができる理屈はわかるけど、それがどうなのか?
この鍋のヘコみ方は、使ってるヤツがヘタクソな証拠だよ。
こんな風に誰か言ってくれると、精進しちゃうんだけどなぁ〜(笑)。
ではでは〜。