と、いうことでググってググってググりまくって、探しに探した答えがコレ。
麻ひもです。
この麻ひもを何に使うのかというと。。。
ホルモン焼専用の中華鍋にです。
ホルモン焼は、基本焼くだけの調理なので場所さえ空いてれば、隣でちゃんぽんとか焼きめしとかを作りながら焼けます。なので、ホルモン焼だけは専用のお鍋を用意してあるんです。他のと共有すると大変でしょ?洗うのとか混雑して。
↑ ひとまわり小さいのが、ホルモン専用中華鍋。
このホルモン専用中華鍋は、ガムテープ(布ガムね)が巻いてあります。
これは、ホルモン専用だという目印の意味と鍋つかみ用のタオルが空いてない時に、ササッと盛り付けられる様に簡易的に巻いてあります。何故か伝統的に(笑)
このガムテープ。
巻くのは簡単だし、手軽だしというのがこれまで使ってた理由だと思うんだけど、使い込んでいくとややめんどくさいところがあるのです。
いくつか挙げると、
・1人前くらいならタオルを持たずとも盛り付けられるが、それ以上だと厳しい。
・熱が加わると「化学的なニオイw」を出す。
・劣化するとベタベタしてくる。
・寿命が短い。
こんな感じです。
いつもこのことが気になってたんだけど(たぶんボクだけ)、代替となるいいアイデアを思い浮かばないのでずーーっとスルーしっぱなし。そのうちフジイが上手に巻いてくれる様になったから(笑)巻く作業そのものはめんどうではなくなったものの、そのスパンが短いし、ベタベタ感は変わらない。
それである日、時間があった時に集中してググりまくって、ようやく見つけたのが冒頭の「麻ひも」なのです。
まさしく、「中華鍋の持ち手が熱いんだけど、どうすれば?」っていう質問に答えてた中のひとつだったと思う。Yahoo!知恵袋だったかな?写真も載ってなければ、その巻き方の指南も書いてない。ただ「麻ひもを巻いてます」ってひと言だったと思う。
でも、なんかピンと来たんですよね。
で、お休みの日にたまたま無印良品に行った時にレジ脇に「麻ひも」を発見して購入。(レジ脇に置いてくれてなかったら忘れてました。)
でも麻ひもをどうやって巻いたのか?とか詳しく書いてなかったので、試行錯誤巻いてみました。
で、最終的に具合の良かった巻き方は以下。
まず、端っこの穴に結びつけて。持ち手の根本の方まで引っ張り、このように根本の部分に巻きつける。この1本をすべり止め、いわば「芯」にして、巻きつけて行こうという考えです。
根本から、丁寧に揃えて。
引っ張りながらチカラを入れます。ここでしっかりシメておかないと使いこんだら、ズレてきてユルんじゃないかなぁ〜って思ったもので。
実はボク大学時代に、テニスサークルに入ってましてね。ラケットにグリップテープを巻いていたのを思い出しました(笑)
完成したもの。
根本から端っこまでぐるぐる〜〜。
見た目は、結構いい感じです。日本の伝統工芸品のようなたたずまい(笑)
コレを、水に濡らして締めます。
↑ 締めます。。。。っていうか、よくわかんないけどそんな気がして。
使ってみます。
↑ 実はこの時、毛羽立ってるところがチリチリ焼けてます。
そのままタオルを使わずに盛り付け。
↑ フジイ「熱くないッス。いいっすね」だそうです。
うん。思ったよりしっかりしてて、熱も伝わってこないので盛り付けも安心。これはなかなか良い感じです。
これでそうだな半年、いや3ヶ月でも保ってくれれば使い勝手が良さそうです。
んが。。。。
土日の激務を含めて4日間使い終えたら…..
端っこの部分がズレてきちゃて解けかかってます。更に、奥の端には最初はなかった結び目が(笑)。そうなんです。燃えちゃったんですよね〜。
濡らして使っても、熱が伝わってきて乾いてきちゃって、火に近い根本の部分が焼けてしまったのです。
意気揚々と端から端まで、しっかりと巻いてしまったのがいけなったらしいです(笑)
問題点がわかれば、すぐ改良!
ということで、改良版がこちら。
端っこも1cm弱離して巻くのを止めてみました。そして何かと引っかかりになってしまう「結び目」を中にしまいこんで目立たない様に。
根本の部分も火が届かない位置まで離して巻きはじめてみました。
手で握るとちょうど手の幅にピッタリサイズ。
もちろん、チカラを入れて巻いたのでかなりの締り具合。
これで年末年始まで持ちこたえてくれたら万々歳。
コレが。
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こうなったのです。
ちょっとしたことだけど、なんかカッコいいし、もちろん熱くないし、安価だし。これだけのことで仕事への意欲も上がるってものです。
なにより、特に問題視されてないことでも、改良する、改良しようと考えることで、よりよくなったり、効率がよくなるって事をフジイに見せることができてよかったなぁ〜と思ったのでした。
他にもあるよね、きっと。
ではでは。