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見る。とことん見る。それが大事だと思う。


もう率先して作ってくれます。

フジイを「野菜炒め担当」にしてから約1ヶ月。

最初は

「今作ってるちゃんぽんの後に、野菜炒めやって」とか、

「次、野菜炒めだから、それまでにその次の注文の準備しておいて」とかとか….

指示してたんですけどね、早々にそんな指示する必要もなくなり、

「次、イキます」

「まささんが盛り付けてる間に、野菜炒めやっちゃいます」って、逆に指示される様になってきました(笑)

ここまで特に、こーしろだの、あーしろだのいちいち細かく指示は出してないけど、任せてみたら出来るようになってくれてました。恐らく自分でタイミングを見計らって動いてるんでしょう。

見てる。

とにかく見ています。

ボクの調理してるところ、ボクの厨房での立ち振舞いなどなど、、、フジイはよく見ています。よくテレビで見る手術のシーンとかで「メス」「汗」などなど、ドクターが言うと助手が手に渡したり汗を拭いたりするシーンあるでしょ?あんな感じで次に使う鍋、次に作るちゃんぽんの数のどんぶり、少なくなった野菜の補充、、、と、ボクが言う前に用意してくれます。

また、野菜炒めの味付けなんかも、特に細かく指導していません。ボクが作るところを見てるから大まかな調味料の合わせもほぼ合ってる。微調整だけ。あとは作り慣れしてもらう。

見てるってわかるから、ボクも見せてる。必要に応じてポイントを言葉で伝える。

ひとつひとつ丁寧に事細かく伝えるより、見せて、やらせる、そして微調整して、コツを教えて、やらせて、慣れてもらう。この流れが効率がいいって感じています。

これまで何人ものアルバイト・パートさんを見てきたけど、仕事の飲み込みが早く、自分で率先して動ける人の共通点は「よく見る人」だと思う。

周りのスタッフの仕事ぶり、ボク達調理してる人の動き、お客さまの動き、そして行き交う声、声、声、、これらをよく見てるから、声もよく聞こえる。

よく見るって事は、周りに関心を持つことだから、人、動き、声に関心を持つ。自分のことばかりではなく周りに関心を持つ。自分に与えられた仕事だから。。。といって、「集中して」といえば聞こえがいいが、周りを見ずに没頭していては、周りに関心を持つことができない。

これは頭がいい(勉強ができる)とかは関係ない。現にフジイはハッキリ言ってバカです(笑)学校で習うような一般常識は、ことごとく知らないです。(それはそれでツッコミどころ満載でウケるんだけどねww)

でも、ご注文は次の次の次の次くらいまでは覚えてるし、お客さまの顔もだいぶ覚えてきてて、常連のお客さまが何をご注文するかくらいは把握してるみたい。同時に学生のアルバイトくん達に作業の指導もしている。

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↑ フジイだけはいつも、高速で動きますww

仕事ができる人=よく見てる人

フジイを見てると、改めてそんなことを思ったのでした。

コレって仕事だけじゃないよね。

「学ぶ」って、「真似る」からできたって聞いたことある。もしあなたが何かを取り組んでてもなかなか結果がでないって嘆いているのなら、できてる人の様子を「見て」そして「真似る」ってこともトライする価値はあるんじゃないかなぁ〜って思います。

では!

そいぎんた!

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