『時間帯分煙』と称して、開店〜17:00までは「禁煙」17:00以降「喫煙OK」としたのが確か5年くらい前の4月1日から。
当時は世の中に “そんな空気” が流れていた。創業以来店内での喫煙は基本OKだったので、切り替えた当初は、いつもどおりに吸おうとしていたお客さまからは文句もよく言われたものです。
一度火をつけてしまったお客さまに禁煙の旨を伝えたら、持っていったお冷のコップの中にたばこを投げ入れて、そのまま出ていったお客さまもいた。
禁煙時間ができたことで喜ばしく思うお客さまもいる反面、まったくお店に来なくなってしまった人もいる。
当時 “そんな空気” だったとは言え、このたばこの喫煙・禁煙の切り替えに関しては、(心情的な部分も多く)なかなかうまくいかないなぁ〜というのが正直なところ。
そんな中、2017年1月22日(月)からイキナリですが、、、
店内全面禁煙にさせて頂きました。
取り急ぎに手書きで。
社長(父)の鶴のひと声です。
前回(時間帯分煙にした時)、社長は慎重でした。ボクたちが推し進めたからしょうがなくってところもあったけど、やけに慎重でした。分煙の案内のPOPに関しても文言のひとつひとつに注文つけるほど慎重だったのを記憶しています。要するに、吸われる方々への配慮だったのだと思います。吸われる方々が一気に来なくなるのではないか?と心配してのことだと思います。
経営者としては当然の思いですよね。
しかし、切り替えて5年経った今、今回は社長自らの判断です。今回はボクからは特に進言してません。
要因として考えられること
喫煙時間帯に隣のお客さまに配慮できない喫煙者が多いこと。が考えられます。妊婦さんや赤ちゃんや小さなお子さんがいるのに、そんなことを考えもしないように吸われる方の多いこと。
どうしても目立っちゃうんですよね。
また、こちらが配慮してたばこを吸われる方を、小さなお子さんがいるご家族のテーブルから離してご案内しても、そのご家族の大人の方が吸っちゃうパターンもあったり(おおーーい!吸うんかーーい!ってww)赤ちゃんを抱っこしながら吸う姿を見るのはとても心が痛みます。
社長を始め、立野家の人間は全員たばこを吸わないですし、スタッフも吸わない人間が多い。要するにこの吸わない人間が従業員に多いというのも、大きな要因ではないかとも思います。
そして、、、
決定的なのが、先日のニュース。
健康増進法改正案を提出へ 「受動喫煙防止対策」の法制化盛り込み
(SANSPO.COM<2017.1.21付>)
厚生労働省の受動喫煙防止対策検討チームは昨秋、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて受動喫煙防止対策の強化案を公表した。医療機関や小中高校は敷地内禁煙、官公庁や大学などは建物内禁煙(喫煙室の設置不可)、飲食店や駅・空港などは喫煙室の設置を認めた上で建物内禁煙とする内容で、違反した喫煙者や施設管理者には過料を科す罰則規定が盛り込まれる見通しだ。
まだ正式に法制化となっていないが、いずれ….ですよね?きっと。
なので、正式に ” いついつから飲食店は店内全面禁煙 ” とお達しが来て、対応に追われる前に「店内禁煙のお店」として、発信していきたい。との思いです。


ギャンブル
しかし、やはり時代の流れ。
禁煙にすることで喜ぶ方もいる。やはりこの喜ぶ声は、ないがしろにできない思いです。
そもそも、「吸えないなら行かない」という『たばこ > 友理のラーメン』このような構図でしかないのなら、友理のお客さまではないのかもしれません。
というワケで、喫煙される方には申し訳ないですが、そういう事になりました。以後宜しくお願い申し上げます。
ではではまた〜。
そいぎんた!