いきなりですが、ボクの好きなマイケル・ブーブレのMVです。
曲は「NOBODY BUT ME」
ちょっと古めかしい、それでいて軽快なリズム(途中ラップなんか入っちゃってYO!)実にマイケル・ブーブレらしい曲のひとつです。
曲も然ることながら、ボクが気になったのはMVの冒頭。
キレイな女性が白いFIATから降り、部屋に入り、赤ワインをグラスに注ぎつつ、ガラスのテーブルにキーを置く。すると女性が黒い円筒状の機械に話しかける。
「Oh Alexa. Play Nobody but me, Michael Buble」
(ねぇアレクサ。マイケル・ブーブレのNobody but meをかけてよ)
すると、その円筒状の機械が応える。
「Nobody but me, Michael Buble」
(マイケル・ブーブレのNobody but meですね)
すると程なくかの曲が流れるというもの。
1月にエクスマの新春セミナーに行った際に、藤村先生がAmazonのAlexa(アレクサ)について語っていたの聴いた時、「あ、マイケル・ブーブレのやつだ!」って思ったのは、あの会場でボクだけだったかもしれない(笑)
アレクサとは、Amazonが開発した新しいプラットフォーム。簡単に言うと音声認識システムで、このアレクサを通してあらゆる家電や、モノを操作出来るようになるという。
電気消して、、
風呂入れて、、、
車のエンジンかけて、、
更には、
あのレストランを予約して、、、
あの食材注文しておいて、、、
・・・・
・・・
・・
もうこんな時代が、すぐそこまで来ている。という。
もちろん、実感沸かないが、恐らくそうなのだろう。
【参考】
「アレクサとは何者か? アマゾンが狙う次のプラットフォーム」
Amazonと言えば、この動画も衝撃的だった。
無人店舗「amazon go」
もうそこには店員の姿がない。
バックヤードでサンドイッチを作るタトゥーのゴツいオトコはいたが、いわゆる日本のスーパーの様に店内には店員の姿が見られない。(ひとりオレンジの女性がいたな)
Alexa にしても、amazon go にしても、実現性が高いようなのだ。そしてこのふたつに共通して言えるのが、
人が働く場所が無くなっている
ということ。
近い将来、人の仕事の大部分は機械、いわゆるロボットが取って代わると言われている。その代表格がAmazonがしかける上記の2つなのだろう。
ロボットができない仕事をしなければ、仕事がなくなる。
現に、ラーメン業界でも自動で湯から上げて湯切りしてくれたり、チャーハン作る為に開発された勝手に中華鍋を振る機械も存在する。注文に関しては、ずいぶん昔から発券機が人の代わりをしてるお店もありますよね。
まぁでも、Alexaに比べたらアナログな部類かと思うんだけど(笑)
先日、たまたまテレビを見ていたら、人気のラーメン屋さん特集みたいなのをやってて、詳しくは覚えてないんだけど、とあるお店の店主さんが言ってたことが印象深かった。
発券機に代えてから、お客さまとの交流が減ってしまったので、これまで「ご自由にどうぞ」と置いてあった「きざみ生姜」を置くのを止めて、わざわざお客さまに聞くようにしたのだそうな。
「お客さま、よかったらきざみ生姜お使いになりますか?」
このひと言によって、お客さまとの会話、交流が増えて、よりよい関係性を保たれているとのこと。
発券機に代えることは必要だったのだろうけど、それによって発生してしまった問題について、フレキシブルに対応する姿に感銘を受けた。
ご年配のお客さまがいらした。
息子らしき方と2人で。どうやら久しぶりのご来店の様子で、目をキラキラさせて店内をキョロキョロしていた。
スタッフがご注文を伺いに行くと、息子さんの方はメニュー表を見て選んでいるのに対し、そのおじいちゃんは一切メニューなど見ずに、スタッフの顔をずっと見ている。ボクは調理しながらそのおじいちゃんをずっと見ていた(笑)
いざご注文の時になってもメニューを見るでもなく、指を差すでもなく、声を出して注文するでもない。口を開けたと思ったら、なにやらお話し始めた。
・・・・
どうやら、
ものすごく久しぶりに来たこと。
とても懐かしいこと。
このラーメンに対する思い出を話したいということ。
そんな感じらしい。
でもウチのスタッフはさすがで、そのおじいちゃんのお話を聞いて、相づちを入れ、うなづき、とても聞き上手な対応をしていた。
そんなおじいちゃんと、スタッフとのやり取りを見ててこう思った。
「こんなやりとりは、Alexaじゃできないだろうな」
って。
いくら技術が発達しても、このおじいちゃんからはご注文を聞くことに徹底するだろう。そこにはおじいちゃんの昔話など必要のないこと。まさか昔話を聞くというコマンドをも開発するのだろうか?
やはりきっとこんな部分は人間にしかできない。
他の具体例は思いつかないけど、相手の気持ちを感じて対応するなんて人間の専売特許なのだろう。
前述の「きざみ生姜」のラーメン店にしても、お客さまの様子を伺いながら、ロボットの方から「きざみ生姜いかがですか?」なんて聞くことはないような気がする。
対面でも、SNSを通じてでも、相手を思う気持ちは人間の専売特許。この部分は恐らく、今からでも遅くはない、意識しておきたいと思う今日このごろなのです。じゃないと、まずはタッチパネル、それからAlexaのような音声認識システム。。。。。こんな高性能なロボットたちに仕事を取られてしまう。
とあるBarでは、とても人間クサイお持ち帰りバッグを使用しているという(笑)
もっと人間らしい部分。
もっと相手の気持ちを感じる部分。
ロボットに真似出来ないこんな部分が、この後は必要になってくるし、SNSでもそんな発信をしてる人に惹かれていくのだろうなぁ〜なんて思っているところです。
さて、4月18日は東京に行きます。
目の前の人を喜ばせることを生業としているあの方。
職業「奥ノ谷 圭祐」
こと、短パン社長のライブに行ってきます。1月の新春セミナー以来の東京。
この人の仕事ぶり、ライフスタイルぶりは、決してブレることのない覚悟があり、繰り返すが、目の前の人を喜ばせることに徹している。
もちろん、そこにAlexaの入り込む余地はない。むしろ使い込んでまた人を楽しませるツールと化してしまうだろう。
兎にも角にもビジネスやマーケティング、販促などなどから離れて、その人間性や行き方みたいな部分に触れることができたらいいなぁ〜と。
マジで楽しみすぎます!
その報告はするかしないかわかりません(笑)
ではまた。
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