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いつもの事を疑う。

カーリング、LS北見の吉田知那美選手のインスタをフォローしてしまいました。

どうもごきげんよう。まささんです。

完全なるオリンピックロスです。いや、カーリングロスだな。カーリングって一度是非やってみたいものです。結構いますよね?やってみたい人。

あ、そうそう。カーリングってストーンを回転、つまりカールさせながら投げるからカーリングっていうんですってね。この手の雑学大好物です(笑)


ホントに銅メダルおめでとう。

さてさて。話は変わって。

最近、ちょっとした事で『上手くいった』事があります。それは……

わかるかな?

かまぼこを斜めにスライスすること。

コレは実に上手くいった。上手に斜めにスライスできた……ってことじゃないですよ。斜めにスライスすることで、長年の案件が少し解決したよ。ってこと。

と、いうのも従来かまぼこは垂直に切ってました。親父からそう教わったから。

ちょうどこんな風に。

タイムラプスでの撮影なのは、恐らく照れやごまかしの類いだと思う。リアルのスピードだと、ホントのプロに失笑されそうだから(笑)

でも速く切るのはホントのこと。

30本のかまぼこを、大体10〜12分くらいで切り終えてます。って言っても速いのか遅いのかわからないよね(笑)

いろんな作業がある中で、かまぼこを切る本数はいつも30本と決まってるので、速く切る能力があれば、それだけ速く終わる。

そうなると切り方も、垂直に真っ直ぐ切り揃えた方が、タンタンタンタンー!と速く切れる。いつもそうやってきたし、親父からもそう教わった。さっきも言ったね。

しかし、このかまぼこ。板わさの様に1センチくらいの厚さで切るのならいいが、ボクがいつも切ってる様に1〜2ミリの世界だと、紅白の部分が分離しやすい。

せっかくの渦を巻いた模様なのに、クズクズになってしまって、見た目も悪くなってしまうのです。

見た目が悪いのは許せない性格です。

特に友理でいうと、皿うどんの時。あんかけにするため、水溶き片栗粉を入れて具材を混ぜ混ぜするときに、かまぼこがクズクズになってしまう事が多い。

分厚ければそんなことにはならないのだけど、分厚いかまぼこは似合わない料理。でもせっかくならあのキレイなラインを見せてあげたい。それに厚く切って使えばコストだってかさんでしまう。

なので、ぐるぐるとかき混ぜてもクズクズにならない方法はないものかなぁ〜と常日頃から考えてました。

それで、ふと思いついたのは先ほどの「斜め切り」

こんな感じ。

なんとなく、白とピンクの部分の接着面が多いんじゃないかなぁ〜って思ったんです。

それがやってみたら。。。

なかなか良いではないか!

もちろん、100%とはいかないのだけど、クズクズのかまぼこがずいぶん目立たなくなった。これは相当の進歩です。

なにより、盛り付けてる時の気分が違います。キレイなかまぼこを盛り付けることができると、気持ちよくお客さまの元に送り出せることができる。自信持ってね。

しかし、このかまぼこを切る作業。ほぼ毎日やってるんですよ。ボクもかれこれ何年だろう?もはや数えるのもめんどうだけど、とにかく相当の量・相当の数のかまぼこをスライスしてきたワケです。このままなんとも思わなければこのままこのまま。でも、なんらかの疑問、もっと良くしたいって思い、そんな気持ちを少しでも持つことで、突破口というか新発見ってあるもんだなぁ〜って思ったのです。

ボクたちの仕事って、毎日毎日同じくことの繰り返し。特に早朝の仕込みって、日ごとに量は違えど地道な仕事です。でもその地道な仕事の繰り返しが、創業当初から今も変わらぬ味を続けていける「道」だと信じています。だから、嫌だとか、めんどうだとかは思わないのです。

でも、悪く言えば「マンネリ化」が進みがち。

この斜め切りのかまぼこの例の様に、ちょっとした改良が、とても気持ちをポジティブにしてくれて、引いてはお客さまの為になっている、と感じることができて気分がいい。

やはり、いつもの作業、いつもの仕事、いつもの流れに対して「小さな疑問」を持つことは、大事なことなのかもしれない。

あーーーーーーでもどうしよ。

かまぼこかまぼこって連呼してたら、仙台の佐々直の揚げ蒲鉾が食べたくなっちゃったよぉ〜。

ごぼう揚げ蒲鉾最高!

道連れで佐々直のリンク貼っちゃう(笑)

仙台名産、笹かまぼこのお取り寄せは佐々直で!佐々直伝統の逸品”手のひら蒲鉾”をはじめ魚本来の味わいを追求した蒲鉾をお作りしています。大切な方へのギフトや贈答にぜひご利用下さい。

ではまた。

そいぎんた!

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