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大事なのは基本のところ。〜平成30年春場所(大阪場所)の見どころはココ!〜

高校卒業までの9年間は野球に捧げておりました。まささんです。

小・中・高とそれぞれ3年間ずつ違う指導者から指導を受けてきましたが、各時代の指導者に共通して言われていた事があります。それは……

キャッチボールが上手いチームは強い。

野球やってた人にとっては、耳にタコができるほど聞かされた言葉ではないでしょうか。

キャッチボールに加え、「ボール回し」と言われる内野の塁間で行われるキャッチボールも含み同様に「ボール回しの上手いチームは強い」とも言われました。

確かにボクの高校時代、当時甲子園常連で強豪と言われた私立拓大紅陵高校との練習試合の時、試合前のキャッチボールからの、素早く、正確で、リズムのいいボール回しに見惚れてしまい、試合前から「負けた」と感じたのを今でもハッキリと覚えています。

でも、後から聞きました。ボクたちが試合した拓大紅陵高校野球部は、なんと3軍だったそうな(苦笑)1軍ってどんだけ上手いんだ!!!

今思えば、ボクが高校生活を最後に野球を辞めようと思ったのは、その時点だったのかもしれません。

キャッチボールといえば、野球の基本中の基本。その基本となるキャッチボールをキレイに仕上げているだけで、現に勝負はついていた。

やはり、「基本中の基本」というのは何においても大事であり、そこを極めているレベルで1流2流3流の差が出ているんだなぁ〜って、感じるエピソードなのです。

相撲におけるの基本中の基本

実は相撲が大好きです。

今度の大阪場所は、例の暴行事件の後なので否が応でも注目が集まります。とにかく、各力士にはそれぞれの全力でがんばって欲しいなぁ〜って思うのです。

ボクもその都度、贔屓の力士がいるんだけど、贔屓の力士の勝負や勝敗を気にしつつも、実は見る箇所があります。それは、、、

【 四 股 】

「しこ」ね。

野球で言うところの「キャッチボール」に当たるのが、相撲では「四股」

先ほどの法則に当てはめれば、

四股の上手い力士は強い。

となります。

上手い下手は、実際に習ったことがないからわからないけど、キレイで美しい四股、というのは素人目にもわかります。なので、ボクは取り組みの前の各力士の四股をじーーっと見てしまうのです。キレイな四股を踏む力士がいたら「コイツは強くなりそうだなぁ」って目を付けておくのです。

では、今ボクが目を付けている力士は?

と、その前に。。。。

ボクが好きな力士の四股を見て頂きますね。やはり、ご紹介する過去の四股の好きな力士たちは、いずれも横綱でした。

まずは、リアルタイムでは見たこと無いんだけど、最初にテレビで観て強烈に印象強かったこの四股。横綱なので「土俵入り」だね。

泣く子も黙る「巨人・大鵬・たまご焼き」の横綱 大鵬です。この映像が観ることができるなんてyoutubeに感謝だな。

この大鵬の土俵入りは、それぞれの「所作」がキビキビしてて素晴らしいの。神は細部に宿るって誰かが言ってたけど、指の先まで気を抜かず、それでいて優雅。そして何より目つきがいい。神々しいとはまさにコレ。

次は、文句なしにこのお方。

横綱千代の富士。

まずは、ちょっと若い時。筋肉モリモリっす。

次は違うバージョン。
前の動画より1年後。もはや熟練の域に達しています。

もっとも美しい土俵入りと言う人がたくさんいる千代の富士。

足を上げた時に、左右の足がピンとまっすぐなるのが見ていて気持ちいい。ボクはそれよりも、足を付いた後のせり上がりの姿がとても凛々しくて好きです。

足がピンとなる…..と言えば、横綱 貴乃花も素晴らしかった。

(動画がちょっと長いので、7分10秒あたりまで飛ばしてね)

ボクの記憶ではもっと滞空時間の長い時もあったと思う。

とにかく横綱 貴乃花は、足を上げた姿がとってもキレイだった。次に出て来る横綱 曙と比べて見て欲しい。全然違うんだな。迫力はあるけどね。

はい、過去の人たちはおしまい。

そしてこの大阪場所で、是非見て欲しい力士の四股はこの力士。

阿炎(あび)

詳しくは、相撲協会公式サイトを見てね。

この大阪場所では、東の前頭7枚目に昇格し、ますます目が離せない。もちろん、取り組みも然ることながら、阿炎のすごいのは四股の美しさ。

貴乃花を彷彿させる足の高さ。そして滞空時間。恐らくかなり意識して四股を踏んでるに違いない「四股でお客さんを喜ばせることができる」と。

検索したらちょうどいい動画が見つかったので、ご紹介します。同じく四股が美しいと言われる宇良との「四股対決」です。ちなみに阿炎は左側の背の高い方です。

将来、もし横綱になって土俵入りをするようになったら、この足の上がり具合からすると相当の盛り上がりになるに違いない。

まさに、土俵入りだけで客を呼べる力士になる素質は十分にある。

是非、この大阪場所で「阿炎」の四股に注目してはいかがだろうか?

このように、相撲の基本中の基本である「四股」だけでも、見応えがあるのがおわかり頂けたのではないであろうか。

やはり、基本が大事。

基本の部分が見応えがある。

基本。

基本。。。

基本。。。。

ラーメンの基本ってなんだ?

商売の基本ってなんだ?

お店つくりの基本ってなんだ?

スタッフ教育の基本ってなんだ?

まだまだ、基本を極める余地がたくさんありそうだ。

ではまた。

そいぎんた!

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