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急きょ『友理の高菜販売再開しております!』の裏側を3つのキーワードで表す。

結論から言うと、『友理の高菜販売再開しております!』ってことを書きます。

キーワードは3つ。

1.「すったもんだ」

11月初めに販売の休止となってしまった「友理の高菜」ですが、予定では来春以降に販売再開ということで、いろいろと動いておりました。ところがどっこい、休止から約1ヶ月後の12月初めに ”急きょ” 販売再開しております。

販売再開に至った経緯を説明するのに「すったもんだ」という言葉はホントに見事にしっくり来ると(笑)

この販売再開に至った経緯をについて書き始めると、ただただ文句ばっかり書きそうなので、っていうかもう何度も書いてるんだけど、書いては消し、書いては消しして、また気を取り直して書き始めると、またいつの間にか文句を書きなぐっている(笑)でも、この「すったもんだ」って言葉を用いると、なんだかいろいろと苦悩や苦労したことが、なんだか楽しく思えてしまう。何度も何度も書き直して、文字通り「すったもんだ」して今この文章にたどり着いたと思うと、すったもんだがとても愛おしい(笑)

少しだけすったもんだについて簡潔に書くと(やっぱり書きたいらしいw)

1,高菜が無いなら無いで、視点を変えた「策」を試し始めたばかりだった。

2.仕入れる高菜漬けのメーカーが以前と違うこと。

3.メーカーが違えば、高菜自体の状態が違う。(従って仕込みも変わる)

4.仕入れる高菜が、べらぼうに高いこと。

5.….

ってもう危ない。また文句を書き始めそうだ(笑)(笑)ホントはもっとあるけど、ここらへんにしときます。

以前の高菜との違いがわかるのは、ボクくらいしかいない。

2.「背に腹は代えられない」

兎にも角にも、販売再開。

やはりですねここはこの言葉「背に腹は代えられない」というのが一番しっくりきます。

【背に腹は代えられない】

背中を守るためといっても、五臓六腑がおさまっている大事なを犠牲にできないという意味から、大切なことのためには多少の損害はやむを得ないことをいう。 また、「」を他者に、「」を自分自身に見立てて、切羽詰った状況では他を省みる暇などないという意味でも用いられる

この際、ボクの考えとか、理想とか、こだわりとか、は一時置いといて、ラッキーなことに仕入れることができる高菜を、以前の「友理の高菜」にまでレベルを上げて仕上げることが急務であり、少しでも早くお客さまの手に渡るようにしないといけない。そしてなにより「売上」を上げなければならないワケなのです。つまり商売をやっている以上「売上」というのが最重要・最優先課題であり「腹」なワケですな。

ハガキで再開のお知らせを希望していた方への発送も急いでやったよ。

3.「生き残れるのは変化に対応できる者」

メーカーが違えば、葉や茎の状態、そして漬け具合も違う。

この点に関してもすったもんだありまして(笑)、でも考えて考えて、実行して、、、、と、ここはありがたいことに経験が活かされて、ザクザクと切るところから、水洗い、塩抜き、そして油炒め、味付けと加工の過程でそれぞれ調整、微調整を行い、やっと「うん」と言えるレベルまで引き上げられたと思っています。

また、入荷の数量や日程、そして梱包の状態なども違うので、仕込みの時間の使い方にも調整が必要。単にメーカーが違うと言うだけとは言い切れないほどの「変化」を目の当たりにして、数々の対応に迫られた12週間でした。

ここは変化に対応できたものだけが生き残るという、ダーウィンの言葉を信じて、黙々と仕込みするのみなのです。

できたてはまだわからない。一旦冷やしてからの「味」が勝負なのです。

冒頭にも書いた様に、今回の件に関しては、いろいろとスムーズにいかないところもったけど、3つのキーワードに絞る事で、お伝えしたいことが明確になった気がします。

その点に関しては、良き事かなと。

お客さまの反応

早速買いに来てくれたお客さまの反応をSNSで知ることができてとても嬉しいと同時に、ひと安心というのが正直なところ。ただSNSで繋がりのある皆さんは、基本みんな優しいので、気持ちは充分受け取りつつ、話半分くらいと思っておいて、もっとおいしさを追求していきたい。

伊豆のお二人のツイート助かります。


この動画もヤバい(笑)

麺をすすって、高菜をひと口食べたあと、ついうっかり「うまい」と口ずさんでしまっている。かわいい。ポメラニアンみたい。

メニュー表の差し替えもひと苦労でした。

そんなこんなで、とにかく高菜販売再開してます。

総じてボクたちは、『お客さまが喜んでくれてるところを見ると、全ての苦労も吹き飛ぶという』金額には代えられない喜びを感じることができるとってもお得なお仕事をしているので、こうしたお客さまの声を見ることができると、とてもとても嬉しく思います。

こうしたお客さまの嬉しい声をチカラに変えて、もっとおいしく仕込んで、もっともっと喜んでもらおうと改めて思うのです。

年末年始のおみやげ、お口直し、箸休め、主食におつまみ、などなどなど、是非『友理の高菜』を思い出して下さいませませ。

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