前回の記事でご紹介したGO TO 事業への友理の取り組み。
約1ヶ月が過ぎようとしてる現在(10月末です)、段々と傾向が見えてきました。

10/19の時点で100超え。10月末には200を超える見込み。
まだGO TO EATの紙クーポンの発行がされてないけど、圧倒的にGO TO EATの電子クーポンのご利用が多いんです。数字にして90%以上。千葉県ではLINEで購入、利用するんだったよね。
もう一度説明します!
GO TO EATの電子クーポンをたくさんの方がご利用して下さって、とても嬉しい気持ちでいっぱいな一方、まだまだ理解されてない方もとても多い気がします。とってもおトクで、とってもカンタンなのに、とってももったいない。「どうやってやるんですか?」と質問してくれればいい方で、そもそも全く関係ないことだと思ってる人も多々。
キャンペーンの始まった当初は、キャンペーン自体の説明が必要だと思ってたんだけど、日が経つに連れ、お客さまの様子を見ていると、キャンペーンの説明も必要だけど、こうした方がいいですよ。といったもっと実務的なやり方の説明が必要と考え方が変わっていきました。
そこで、今回はボクまささんが書いたホワイトボード(店頭に設置してます)の変遷と共に、今回のGO TO 事業について、今一度ご説明申し上げたいと思います。
1.GO TO ナントカご利用できます。
最初はトラベルとEATの違いをメインに説明。みんな「GO TO ナントカ」って感じだった頃でしょ?照れ隠しとウケ狙いでナントカって書きました。
2.ナントカ改良版(説明過多w)
トラベルとEAT両方の説明をもっと詳しくかいてたら、文字の多いこと!赤文字が多くて、テストで添削された気分に(笑)
この頃から、どうやらEATのご利用が圧倒的に多いと気づく。
3.ターゲットを絞る(GO TO EATの電子クーポンに特化)
何も知らない人でも、とにかくスマホがあって、LINEやってて、今、クレジットカードさえ持ってれば『プレミアム付き食事券』が購入できるってことに特化。「今買って、今使えて、今おトク」という見出しが目を引いたみたいで、結構その場で購入してくれた方がいらっしゃいました。

殺し文句は「今日の食事代が実質タダになるかも!」です。
黒板にも書いてアピール。
ただ、そもそもわかってない人には、絞りすぎたことで伝わりにくかったかもしれない。
4.あなたはわかっていない
前回であれだけ特化して書いたのに下記のような質問がまだまだ多いので書き直しました。
「GO TO EATって予約するんでしょ?電話でいいの?」
「ニュースで見たけどナニあれ複雑よね?鳥貴族のアレとか」
「ポイント還元って友理では何のポイントになるの?」
「そもそもよく知らない」
などなど…..

ほんとコレ
今回もターゲットを絞ったものの、今回はGO TO EATには①オンライン予約によるポイント還元と、②プレミアム付き食事券の販売という2種類あるんですよ。ということに特化。
テレビを中心にいろんなメディアで、オンライン予約で発生した問題についてニュースをたくさん流してくれたおかげで、多くの人が混乱してます。GO TO EATの全てがオンライン予約なのかと思ってる人もたくさんいる。
ラストのホワイトボードをもう一度転記しますね。
(あなたはわかっていない)GO TO EAT 千葉
千葉県のGO TO EAT事業には2種類あります。
①オンライン予約によるポイント還元。
(ホットペッパーグルメ、ぐるなび、食べログなどから「席予約」「コース予約」が対象。友理には関係なし(笑))
②プレミアム付き食事券の販売(25%プラス)
・プレミアム付き食事券とは?
(A)紙クーポン (B)電子クーポン 2種類あります。
1セット1万円の購入 → 12,500円分
2セット2万円の購入 → 25,000円分
(A)紙クーポン
専用サイトからの申請 → 抽選 → 当選通知 → 指定場所で購入(めんどくせー)
(B)電子クーポン(オススメ!今日のお食事代が実質タダになるかも!)
スマホのLINEアプリから今買えて、今使えて、今おトクです。(購入にはクレジットカードが必要です)
⇒1番カンタンです!!
こういうことなので、すぐに使える『プレミアム付き食事券』をお持ちのスマホのLINEから買って下さい。
一度購入した分(¥12,500 or ¥25,000)は、使い切ってしまえば再び購入できますので、いつも決まって行くお店がある方、コレを期に行ってみたいお店がある方は、是非買い足し買い足ししてご利用してみて下さい。
さてさて、ご理解頂けましたでしょうか?
実際のご利用方法に関しては、もうコレ、買って頂けたらわかりますし、実際のお会計の時に百戦錬磨のレジ担当スタッフがもちろん一緒に操作、ご指導させて頂きますので、ご安心下さい。QRコードを読み込んで、お会計金額をご自分で入力するだけです。
念の為、千葉県のGO TO EAT事業公式サイトと、LINEのお友だち登録に必要なQRコードを貼っておきますね。
なぜ、こんなに熱心に取り組むの?
もしかしたら、こう思ってる人も多いかもしれません(笑)
確かに、お店側からしたら作業的にはかなり面倒な取り組みです。お会計時の確認事項が新たに増えたので、従業員一同戦々恐々です(笑)キャッシュレス決済の導入以降、様々な新しいシステムの導入によって、混乱してるのは否めないです。
しかも、GO TO EAT分の売上は数週間後に入金されるので、資金繰りだって厳しいところはあります。すぐに入金してくれ!って思ってるお店も多いことでしょう。
でもどうでしょうか。
友理では10月の中旬にはご利用件数が100件を越えました。もしこの分の売上が無かったら…..って考えると、ありがたいことだと思えます。普段はコストをかけて宣伝広告しなきゃならないところを、政府が全面的に担ってくれてるし、更に25%付与というプレミアムなおトク感を付け加えてくれる。つまり「集客」への取り組みを国がやってくれるんだから、受け入れる側のお店はすんなり受け入れる準備くらいするのは、せめてもの道理。
しかもウチはそんなに宣伝広告費なんて使えないし、あまり普段からろくにサービスもできないケチなお店だけど、こういった国の事業を積極的に取り組むことは、普段からご利用下さってるお客さまに少しでも還元していただくチャンス。そのチャンスをお店の怠慢で利用できないなんてことになったら、それこそ礼儀知らずです。
だから、せめてもの恩返しのつもりです。そもそも、このGO TO EAT事業の主旨も瀕死の飲食店を応援しよう!ってコンセプトですもんね。ありがたいことです。
それに、コレをきっかけに、あまり見かけないような新しいお客さまのご来店も多いように感じます。「利用できるお店一覧」を見て選んで来てくれてるのかもしれません。新規顧客の獲得ってホントにホントに大変です。それができてるんだから嬉しい限りです。

お持ち帰りのみでもご利用OK!
キャッシュレス化にひと役買ってる?
GO TO〜 の電子クーポンの利用によって、キャッシュレス決済の割合が増えてます。奇しくも昨年10月のキャッシュレス推進事業の時よりも多いです。個人的には、現金を取り扱う事によるさまざまな作業の時間は、なるべく削減したいと考えてるのでいい傾向だと思ってます。その点では今回、千葉県がLINEを採用したことは正解だったと思えます。LINEならご年配の方のご利用者も多いだろうし、LINEなら使い慣れてるって方も多いことでしょう。実際ご年配の方のご利用も多いです。
今回のGO TO EATキャンペーンは3月末で終わり(予定)だけど、コレを期にキャッシュレス決済の便利さを知ってもらって、他のキャッシュレス決済へも興味を持ってもらえたらいいなぁ〜と思ってます。
と、いうワケでご理解頂けましたでしょうか?
こうして友理が熱心にGO TO、GO TO、と取り組むことをアピールすることで、「やっと食事券買ってみたけど、どこで使おうか?でも何気に使い方よくわかんないんだよね。とりあえず友理に行って試してみる?」というような方が、安心して食べに来てくれるといいなぁ〜と思ってます。
いろいろと長々と書きましたが、1番言いたいことはコレです(笑)